サケ

サケ釣り初心者講座⑨ サケ釣りにおけるルール・マナー

 

こんにちは。

今日はサケ釣りにおけるルール・マナーについてです。

 

悲しいことにサケ釣りにおけるマナーは非常に悪いと言わざる負えません。

釣り人のマナーというより『サケ釣りをする人』のマナーが問題になります。

 

そのため年々、サケ釣りが禁止になる場所が増えてきており、今年はついに『止別川(やんべつがわ)』という超一級ポイントがサケ釣り禁止になりました(-_-;)

 

今後、サケ釣りができる場所をできる限り残せるように、ルール・マナーを徹底していく必要があります。

是非、最後までご覧ください。

 

密漁となること

まず、密漁になることは絶対にしないでください!

もし密漁を摘発されると6か月~1年以下の懲役、または10万円~50万円に課されます。

それだけではなく、その後、会社を首になるなど社会的な制裁もありうるので絶対にしてはいけません!

『北海道のフィッシングルール』をリンクしますのでそちらもご覧ください。

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/ggk/ggs/turi-r-m/rule-manner.htm

河川(内水面)でのサケ釣り

まず絶対にやってはいけないことは、河川でサケ・カラフトマスを釣ることです。

北海道のルールブックには『内水面』と記載されていますが、これは湖や沼も含まれます。

一部、浜益川や忠類川では事前登録をして釣ることのできる川もありますが、それ以外の川では基本的にアウトです。

河口規制のない河川であっても河口に浮きやルアーが入っていてもアウトなので、誤解されないよう気を付けなければいけません。

 

河口規制(海面禁漁区)のある浜辺での釣り

北海道の大きな河川では大抵、河口規制がかけられています。

川によって範囲が違うのですが、『河口より左右500mはさけ・ます採捕禁止区域』などと決められています。

範囲が300mのところもあれば1000mのところもあり、川によって違うので必ず確認してから行くようにしてください。

 

実は海岸だけでなく沖合に向けても規制がかかっているので、船で釣りに行かれる人も気を付けなければなりません。

 

ひっかけ釣り

もう一つ密漁として多いのが、大型の3本針を付けてしゃくりながらひっかけて釣る方法です。

たまにジグに大きな3本針をつけて、ルアー釣りに見せかけている人もいますが、しゃくってひっかけようとする動きがあればアウトになる可能性が高いのでやめましょう。

 

ユタサクはサケ釣りでジグは使いませんが、スプーンを単体で使うことはよくあります。

その時は必ずシングルフックにしています。

できる限り怪しまれない装備で臨みましょう!

 

タモすくい

足元でウヨウヨ泳ぐサケやカラフトマスを掬いたくなる気持ちもわかります。

ですが、40cm以上の大きさの網で魚介類を掬うのは禁止になっています。

ユタサクも実は39cmのタモ網を持っていますが、とても小さいです。

それでサケを掬うのは至難の業といえます。

どちらにしても、疑われるようなことはしないこと、他の釣り人の迷惑にならないようにすることが重要です!

 

グレーゾーン

違法なことをしないようにと考えていても、スレ掛かりしてしまうこともあります。

基本的に口に針がかかっていないと、ひっかけと思われても仕方ありません。

が、明らかにひっかけようとしゃくった結果でないのであれば、釣れたともいえるわけです。

あくまでもユタサク個人の考えですが、ひっかけようと思ってスレ掛かってしまったのでなければ、釣れたと判断しています。

 

もう一つグレーゾーンと言えるかわかりませんが、河口の海水面でサケをかけて川の流れの中でサケを取り込もうとした場合、見る人によっては密漁に見えてしまいます。

河川内に入る前に取り込むか、岸に移動して取り込むなど、勘違いされないよう取り込むことをお勧めします。

 

駐車場所

近隣住民や漁師の方に迷惑をかけるのが車の止める場所です。

他人の敷地内に車を停めたり、路駐したり、漁師さんの仕事の邪魔になる場所に停めたりと大変迷惑になっています。

たまに堂々と禁止エリアに停めている車も見かけます。

 

最低限、人の迷惑にならないよう、車の止める場所は事前の情報で確認したうえで釣り場に向かうようにしてください。

 

個人的に思うのは、「もう少し寄せて停めてくれればもう一台は入れるのに!」ということです(笑)

準備や車中泊をする関係上あまり寄せたくない気持ちもわからなくはないですが、たまにドアが開かなくていいなら一台停められるくらいのスペースを空けている人もいるんですよ!

 

譲り合ってみんなが楽しめる雰囲気があれば、もっと楽しい釣りをみんなが共有できるのにと思ってしまいます。

 

ごみ問題

これも重大な問題です。

ごみは持ち帰る! 釣りをする上での絶対条件だと思います。

 

ワールドカップでサッカー日本代表の試合後にごみ拾いをする光景が、毎回映し出され「日本はなんて素晴らしい国だ!」なんて言われていますけど、サケ釣りシーズンの港や河口にきてみてください。

がっかりしますよ…。

 

ワールドカップの時のような活動まで求めませんが、せめて自分のごみは自分で持ち帰ろうよと思います。

最悪、釣られたメスサケの腹だけ裂かれて捨てられているところを見ると憤りを感じます。

 

言っときますが、サケ釣りをする全員がそうではないんです。

とてもマナーのいい人もたくさん見てきました。

 

でも許しがたい人も一部存在します。

やはり大人としての最低限のマナーは持ってほしいものです。

 

 

排泄問題

排泄物を釣り場に垂れ流すのはいかがなものかと思います。

トイレがある釣り場ではそこを使うということが、常識でありマナーですよね。

 

100歩譲って排尿はいいでしょう。

なるべく人目に付かず、人の迷惑にならないようにするというのであれば大抵の人は許容できるでしょう。

 

問題は『便』です。

過去に枝幸港の漁船に便をした釣り人がいたと問題になりました。

それだけではないと思いますが、枝幸港で釣り禁止エリアができた一因といわれています。

 

やはり『便』はトイレ以外にまき散らすことは避けなくてはいけません。

時合の時であろうと、便意を催したときは近くのトイレへ向かわなくてはなりません。

そうならないように事前に排泄を済ませておくというのが重要でしょう。

 

「そんなこと言ってもしたくなった時にトイレがなかったらどうするんだ!」という人もいるかもしれませんが、そういう人はトイレのある港など、すぐに行けれるところで釣りをしてください。

その人の勝手で周りの人を不快にさせたり、環境を汚染させるということは許されることではありません。

その人に合った場所を選択することもマナーの一つではないでしょうか?

 

釣り場確保の問題

毎年、問題になるのが釣り場確保のことです。

最盛期になると港やテトラの上、浜辺などロープやバッカン、椅子等で場所を確保することが横行します。

週末などは場所取りをしないと、釣り場に入れないくらいになるので場所取りは最低限必要になります。

そんなユタサクも場所は確保します。

ユタサクは場所を確保するとき基本、椅子一つにしています。

 

ここで問題になるのは、必要以上の範囲と期間の場所取りでしょう。

 

人によっては、一人の釣りなのに3~4mロープで場所を確保している人もいます。

2人くらいで10m位場所をとり、朝方3~4人合流するといったこともあります。(花見か!)

投げ釣りポイントでは竿立てが1シーズン立てられたままになっていたり、10m~20mくらいロープを張っていることもあります。

 

人の『欲』の醜さを垣間見る瞬間でもあります。

場所取りをしたくなる気持ちもわからなくはないですし、最低限の場所取りはユタサクもします。

 

ただ、常識やマナーは守ってほしいというのが本音ですかね。

ユタサクの場所取りのポリシーは‟最低限・自力・お互い様”です。

 

基本的に場所は人にキープしてもらってはダメですよ。

自力でなければ。

それが許されるのであれば、1人で100人分の場所キープだってできますよね。

サケ釣りにおいての場所キープは基本自力ですべきです。

 

そして最低限の場所のキープで周りの人とお互い様の気持ちをもって釣りをしたいものです。

 

 

同様にイラっとするのは、後から来たくせに狭い一級ポイントに無理やり入ろうとする人です。

一声もかけずあたり前な顔をして入ってくる人がいますが、これもマナー違反ですよね?

 

常識って人それぞれなので、一概に言えず難しいですが、人の努力を思いやる気持ちは持ちたいものです。

 

 

地元ルール

これも毎年、言い争いのおきるポイントです。

場所のとり方だったり、どちらが優先して投げるかだったり、どの釣り方で釣るかなど、その場所ごとにルールが存在します。

ルールといっても明記されているわけではなく、地元の人中心に「そうなっているからそうしてね。」というものになります。

 

実はこれ、良いとも悪いとも言えないことが多くて、なかなか奥が深いんです。

 

例えば地元の人がウキルアーで狙う河口があったとしましょう。

そこに暗い誰もいないうちにブッコミの仕掛けを5本仕掛けたとしましょう。

当然、ブッコミをする人に非はありません。

「ここでブッコミをしてはいけません!」などとルールがあるわけではないので。

しかし、やはり地元ルールのなかでは許されることではないでしょう。

まあ、地元の人に限らずこのケースは許されないと思いますが。

このように、その釣り場の暗黙のルールがなければ、釣り場の混乱を招くケースも多いと考えられます。

 

逆に地元ルールが暴走して、「この場所は〇〇さんの場所だからはいるな!」ということや、「地元の釣り場なんだから他からきた奴は入るな!」など行き過ぎたルールを生むこともあります。

 

地元のルールも理解しつつ、あまりに勝手なルールには「それはいき過ぎだ」ということもわかってもらえるように訴えていく必要はあると思います。

 

お互いが気持ちよく釣りができる場所がもっと増えるといですね。

 

釣り方によるトラブル

今年とある港でサケ釣りをしていた時の話です。

朝早くから場所をキープしウキルアーで狙っていました。

そこに「隣いいですか?」と60代くらいのおじさんが入ってきました。

もちろん「いいですよ。」と2歩くらい横に移り場所を譲りました。

おじさんはウキフカセで狙うようで、準備をして一投目を投げます。

すると、おじさんの投げた仕掛けがユタサクのウキルアーの仕掛にかぶって投げてしまったようです。

あらら、と思いウキルアーを早巻きして回収します。

そして投げなおそうとした時、異変に気付きました。

おじさんは回収しないんです。

「え、投げれないじゃん」とユタサクは途方にくれます。

そうしているうちにおじさんの浮きは流されてユタサクの隣のアングラーにまで影響します。

呆然とおじさんを見つめるアングラー二人。

さすがにおじさんチラっとこちらを見て投げなおします。

でもおじさん、やっぱりユタサクの投げるところにかぶって投げてくるもんだから窮屈な釣りになっていました。

「きっと釣り初心者でまだうまく投げられないんだろう」と思ったその時、おじさんの目の前でサケが跳ねました。

おじさんものすごいスピードで仕掛けを回収し、30m先のサケの跳ねたところにピンポイントで仕掛けを投げたんです!

ユタサク、混乱です。

その後も跳ねるところにピンポイントで仕掛けを投げ入れるおじさんを見て、「こっちが気を使う必要はないんだ」とやっと理解しました。

 

こういうことはサケ釣りをしているとよくあります。

ウキルアーもウキフカセもぶっこみもごちゃまぜで釣りをすることはできません。

それぞれの釣り方を理解して、隣の人にも気を使いながら釣りができるといいですよね。

 

嫌な気分になることも多々ありますが、それでもユタサクは『お互い様』と思って周りに気を使いながら釣りを楽しみたいと思います。

自分もそういう人に助けられながら釣りをしてきましたし、そういう釣り人がもっと増えてくれるといいなあと思っているからです。

 

次回予告

サケ釣りにおけるルール・マナーについて書いてみました。

ユタサクの中では、サケ釣りをする上で非常に重要な項目だったので、自分の考えや体験からついついたくさん書いてしまいました。

でも言いたいことは一つで『お互い様』。

『自分勝手』『自己中』では釣り場はどんどん減っていくし、サケ釣りの面白さや思い出も奪われてしまします。

みんなが楽しくサケ釣りができるよう、微力ながら発信していきたいと思います。

 

次回は‟サケ釣り初心者講座”のまとめになります。

今更ながら、何をまとめたらいいのか迷子になっているユタサクでした(^_^;)

 

おわり。