どもども、ユタサクです。
大変ご無沙汰してしまいました。
数少ないこのブログを見てくれている方、すいません。
今年のサケ釣りは、難しいですね。
釣れているところとそうでないところの差が激しいので場所選びに困るのと、台風や地震などの影響があって年に数回しか行けないお父さんを困らせているのではないでしょうか?
ユタサクは明らかにそのパターンにはまり、ひどい釣行を繰り返してしまい、ちょっとブログを書くということから遠ざかってしまいました。
やっぱり1本でも釣れないと、気持ちが下がってしまいますね。
それだけ夢をもって釣りに挑んでいるということでしょう。
今回、ブログを再開できたのは台風でまったく期待のできない中、うちの息子が一本上げてくれてくれたのが大きかったんですよ。
これまでの沈んだ気持ちを一気に持ち上げてくれました(^O^)
やっぱりサケ釣りたのしい!

息子の釣ったサケ
このサケのおかげでまた気持ちが戻ってきました!
ブログを再開していきますので、よろしくお願いします。
ちなみに、今年のダメダメ釣行については、後程、じっくり報告と考察をさせていただきたいと思います。
今回はサケのぶっこみ(投げ釣り)について解説します。
目次
ぶっこみ釣りの道具
竿

大体4.2mから4.5m位の投げ竿がよいと思います。
ユタサクは3.8mの竿も出す時がありますが(笑)
写真の竿は4.2mですね。
普通の投げ竿です。
サケは意外と波打ち際まで来ますので、それほど遠くに投げる必要はありませんが、風や波の影響を受けるので、長い竿の方が扱いやすいです。
50m程投げれれば十分。
他の魚種を狙うこともある人なら短め、サケだけを狙うという人なら長めの竿を選んでいいのではないでしょうか。
ユタサクは大体3~5本準備します。
1本3000~5000円の物です。
ぶっこみ専門でやります!という方はもう少しグレードの高い竿をお勧めしますが、そうじゃない方は、それこそホームセンターで購入しても問題ないかと思います。
オモリ
オモリの重さは30号~45号くらい投げれればよいかと思います。
大体30号~35号でよいと思いますが、海が荒れている時などは流されるのでもう少し重たいのを使うことがあります。
ユメサクは25号も使いますよ。
海が荒れてなくてそれほど遠くに投げる必要のないときは、それでも十分です。
要するに場所と環境によるわけですが、35号があれば大体問題なく使えます。
オモリで大事なのは、オモリの部分がよく根がかりします。
捨て糸としてオモリの付ける部分に切ったクリップを付けます。

写真の左は普通のクリップですが、右側は中の部分を切ったものです。
これをスナップにつけてオモリを付けます。
そうすると根がかりしたとき、このクリップが開いてオモリだけ外れます。
仕掛けは回収できるので、根がかりしやすいところでは重宝します。
気を付けてほしいのは、あまり短く切りすぎるとすぐに外れてしまいますし、長すぎると外すのに力を要します。
適度な長さに調節してくださいね。
使うクリップの大きさにもよるので、こればっかりはどのくらいの力でクリップが開くか、家で試してから準備して持っていくといいでしょう!
リール
大体5000番くらいの大きさのものがいいです。
できればドラグの性能があるものがいいですが、あまりドラグを緩めておくとフッキングが甘くなるので、かなりきつめに設定することをお勧めします。
リールも大体5000円くらいでしょうか?
3セット揃えるのに3万円かかるので、安くはないですよね。
1年に1セットずつ増やすように準備してもいいかもしれません。
投げ釣りでカレイやホッケなどを狙う方は、サケ釣りのことも考えて購入してはいかがでしょうか?
ライン
ナイロンラインの7号~8号ぐらいがよいかと思います。
ユタサクは7号を使いますが、ぶっこみ専門の叔父は8号がいいと言っておりました。
1シーズン通して安心して使えるからだそうです。
ユタサクは1シーズン、ブッコミだけで狙うということはまずないですし、飛ばした方がワクワクする質なので、7号を使っています。
1000mで巻いているものが売っているのでそれがお得かと思います。
PEを使う人もいるらしいですが、根ずれしやすいですし、値段が高いので替えるのが大変。
ナイロンで十分じゃないでしょうか?
補足ですが、カレイやホッケなどを釣る場合は5~6号くらいの方が遠投が効いていいんですよね。
巻きなおすべきか、リールごとサケ用と分けるべきか悩むところです。
7号だとなんとか対応できますよ!
仕掛け

ぶっこみ釣りのいいところは、仕掛けが安いこと(^O^)
作るのも比較的簡単で、ぶっこみ専門の人は大抵、自作の仕掛けを使っています。
ユタサクも昔はよく作っていました。
フロートの大きさやタコベイトの大きさ、針の種類、色などカスタマイズできるので作ると楽しいです。
まあ市販の仕掛けでも十分釣れますので、初心者の方はそちらを使ってみてください。
400円くらいで買えます。
初心者の方にお勧めは一本の仕掛けに2つの針が付いているもの。
あまり竿を出せない分、色々な棚を探れるのでチャンスが膨らみます。
ベテランは「2匹いっぺんに掛かるから大変だ。一本にしとけ!」と言いますが、ユメサクは「2匹いっぺんにかけてみてー!」と思ってしまう人なんです(笑)
一度、2匹いっぺんに上げてみたいもんですね(^O^)
写真の仕掛けは一本の仕掛けですが上下逆につけると棚の深さを変えることができるので、こういう仕掛けも重宝しますよね。
フロートの部分は釣れるときはなんでも釣れますが、白のオーロラ系がユタサクのお勧めです。
あと市販の物はタコベイトと針が大きめなのですが、それより一回り小さいものがよいですね。
市販の物に飽きたら、材料も安いので、ぜひ自分だけの仕掛けを作って挑戦してみてください!
竿立て
基本的に一本足の竿立てを使います。
写真がなくすいません(^_^;)
大体、1000~2000円。
サーフの砂にさして、竿を立てます。
大体2m間隔で立てるとよいです。
三脚式だとサケの圧倒的なパワーで倒されて海に引きずり込まれてしまいます。
三脚式を使う場合は、しっかりとオモリを吊るし、手の届く範囲で竿を見るようにしましょう!
ぶっこみの釣り方
どこに投げるか?
サケは意外と波打ち際の近くまできて泳ぐことがあります。
なのであまり遠くに投げる必要はないのですが、さすがに数メートル先に投げても仕掛けをいい位置にキープするのは難しいです。
基本的には‟かけあがり”という波が崩れだすところを狙って投げます。

サケは‟かけあがり”(急に深くなっているところ)を泳ぐ習性があるといわれています。
かけあがりのところでは図①のように波が崩れます。
②の立った波から①の崩れる波を見分けることが重要です。
注意してほしいのは投げるのはあくまで①より遠くに投げること。
そこから巻いてきて少し重みが変わったところが駆け上がりなのでそこに仕掛けをキープするということです。
ただし、相手は生き物。
実際にどのルートをとってサケが泳ぐのかはわかりません。
複数の釣り竿を投げるときはそれぞれ、投げる距離を変えて投げることをお勧めします。
もちろんその中の一本はかけあがりと思われるところを狙ってみてください。
一匹釣れたらその距離に合わせて投げて爆釣を狙いましょう!
合わせ方
サケが喰いつくと竿の1/3くらいが大きく揺れます。
他の竿と明らかに違う動きをするので、当たりはわかりやすいかと思います。
一度餌を咥えると、そう簡単には離さないので落ち着いて竿をもち、可能な限り糸を巻きます。
この時、竿を水平にして(サケに竿先を向けるようにして)巻き取るとよいです。
後は思い切り竿をしゃくりましょう!
一回では針が貫通しないので、2~3回は同じようにしゃくるといいです。
一回しゃくったら、ぐるぐるリールを巻き取ってもう一回、そしてもう一回。
サケを釣り上げるまで
サケがかかった後は、慌てないでゆっくりと巻き上げます。
気を付けないといけないのは周りの仕掛けに絡まないこと。
なるべくまっすぐサケを引いてこれるように調整します。
絡んでしまうと、せっかくのチャンスタイムをロスしてしまったり、周りの方と絡むとトラブルの原因にもなります。
リールのところでも言いましたがドラグはきつめに締めておいて大丈夫です。
ナイロンラインを使うので、サケが走っても糸が伸びるのですぐには切れないし、長い竿を使うのでサケの力を吸収することもできます。
そして気を付けてほしいのは波打ち際で引きずり上げるとき。
波打ち際まで来たら、それまで静かだったサケが急に走り出すことがあります。
それと波が引くタイミングが重なると、強烈な力が加わり、仕掛けが切れたり、サケの口が切れたりでバレる原因になります。
波が来る力を利用して、リールは巻かず、後ろへ自分が下がるようにしてサケをずり上げます。
無理やり上げようとせず、波と息を合わせてあげるよう心掛けてください。
もちろん波を待っているうちにテンションが緩んでしまうと、それもバレる原因になります。
ユタサクはそれでバラしたことがあります(^_^;)
最後まで集中して、そして落ち着いて、サケをあげてください!
次回予告
次回は、初心者向きサケの釣り場情報についてです。
サケ釣りで重要なのは、釣り方より、仕掛けより、餌よりも、何より場所なんです。
かといって初心者が上級者ポイントにすぐに入ることはおすすめしません。
初心者が釣りやすく、練習になり、何よりも実績のあるポイントをご紹介します。
ではでは